肝細胞をPFAで固定し、TritonX100にて透過処理後、抗体を当てて細胞のソーティングを行っています。
ソーターはSONYのSH800を使用しており、毎回100mmのdishコンフルの細胞から10〜20%ほどのポピュレーションをソートしています。
ソーターが示すソート後の細胞数やソート前の細胞数から算出したソートされた細胞数ではソート後にペレットダウンしても十分目視可能な量が得られるはずなのですが、実際にはほとんど何も見えないレベルまで細胞数がロスっています。
ソートの回収には15mlのファルコンチューブにPBSやメディウムを12ml程度入れたものを使用しています。回収後のチューブを顕微鏡で無理矢理観察すると、それなりの数の細胞が見えるのですが、どうやら遠心後にペレットとして落ちてこないのか、壁面に張り付いてしまっているのか、回収効率がガクッと落ちます(固定細胞はペレットになりにくいですが、それを踏まえてもです)。
そこで質問なのですが、固定した細胞をソートし回収してくる場合、効率よくサンプルを回収できる良い方法をご存じの方はいらっしゃいませんでしょうか。
宜しくお願いします。 |
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