マウス肝細胞を分離するため、門脈にカニュレーションし、
下大静脈を切って液を排出するという潅流を行っています。
門脈には23Gの針を刺しているのですが、針が門脈を突き破る事故を防ぐため、
常に手でこの針を固定しておく必要があります。
そのため潅流中の20分強の間、身動きできない状態で、途中で潅流液を
変えたりという操作も他の人の手を借りなければなりません。
研究室の方針で、他人の手を借りず一人で実験できるようにならないといけないため、
門脈に刺した針の固定方法を考えています。
潅流に関しては、下大静脈から門脈へ流す方法もあり、こちらの方が
容易な気がしますが、細胞の回収率が落ちるという説があるのでなるべくなら
門脈から入れたいと思っています。
これまで所属の研究室では行っていなかった実験なので、聞ける人がいません。
皆様のアドバイスをよろしくお願いいたします。 |
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