小胞体ストレスのラボでツニカマイシンを5年以上使ってきました。
ツニカマイシンに対する感受性は細胞株によって大きな違いがあります。
Thapsigarginでも同様で、10nMで死に始める細胞と1uMでも生きている細胞があるぐらいです。
また細胞によってtunicamycinに弱い細胞とThapsigarginに弱い細胞があります。
Tunicamycin 100ug/mlは尋常な量ではないので、まずは最大10ug/mlとしてよいのではないでしょうか。293細胞の場合200-300ng/mlぐらいから明らかにgrowthが遅くなり、1ug/mlで24−48時間で細胞は死に始めます。
48時間では明らかな細胞死が見えるはずですので、もう一日待ってみてはどうでしょうか?
ただしBaxBAK double knockoutなどだと細胞は耐性です。 |
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