いつも色々と参考にさせて頂いております。
Cre/loxPシステムでの選択マーカー除去後の配列についての質問です。
現在、loxPに囲まれたネオマイシン耐性遺伝子をゲノム編集で挿入されている細胞において、
CREを発現させて、loxPに囲まれたネオマイシン耐性遺伝子を除去する実験をしております。
Cre発現後に、シーケンスで、ネオマイシン耐性遺伝子が有った場所の、除去後の配列を確認したところ、
ネオマイシン耐性遺伝子は除去できていたのですが、元々のゲノムに30bpほどの欠失が認められました。
Cre/loxPシステムを利用するのは初めてなのですが、
元々のゲノムにも欠失ができるのは通常起こることなのでしょうか?
これまで、論文等の図を見ていて、Creによる切り出し後もどちらか片方のloxP配列は残るものかと思っていたので、
今回得られた結果の解釈が分からず、質問させていただきました。
どうぞよろしくお願い致します。 |
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