(ちょっと勘違いしていたので、一旦削除して書き直しました)
スピンカラムによるゲルろ過(サイズ排除クロマト)でのPCR産物の精製は、昔良くやっていたのですが(MicroSpin G-25/50等)、最近は基本的にやりません。
というのは、近頃のPCRは校正活性のある酵素でやるのがあたりまえになっていますが、ゲルろ過したときに、理論的にPCR産物と酵素が落ちてくると思うんですよ。基質のdNTPが除去された状態で校正活性のある酵素が共存するとPCR産物を末端から削っていく可能性があると思うんです。
MicroSpinの説明書にも酵素を除く必要があるときはその前にフェノール抽出などで酵素を除くように書かれていました。 |
|