293とかだと、ステーブル細胞で24-48時間培養すると過剰発現タンパクはかなり出てるので、普通に培地を一部回収して濃縮なしでウエスタンするだけでもディテクトできたりしますよ。もちろんFCSが入ってるとウエスタンに邪魔なのでFCSフリーで培養しておきますが。
GFPタンパクを回収するキットもあるみたいですけど、よくやられるのはhisとかflagなんかをつけておいてNi-NTAビーズとか有名なM2ビーズなんかで上清からIPすれば結構濃縮できるんじゃないかと思います。imidasolとかFlag peptides溶出できますしね。imidazolで回収するなら大量にやればタンパク量も定量的に議論できるかもしれませんしね。ライセートの場合は、タンパクのプロセシングの問題もですけど、コンタミも増えるのでhisは向かないかもしれませんけど、上清の場合は結構相性がいいです。
GFPが必要な場合でもGFP-His6とかのコンストラクトをあえて作ってやるとかでいいのかなとは思います。 |
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