>また前半では、flagタグ付き遺伝子1だったものが後半ではV5タグ付き遺伝子1と、いつのまにかタグの種類が変更されている例がありましたが、
これもいろいろな可能性があると思います。この手のことをルーチンにやっているラボは複数のタグプラスミドを持っていたりして、免疫沈降や免疫染色で同時に見たいものとバッティングしないようにあらかじめ複数のタグのベクターを作ったりするところもあるようです。
免疫染色などであれば、その実験の系でV5のほうがバックグランドが少なかったとかそんな理由もあり得ます。
またflagのタグでタグの配列が見ている現象を引き起こしているという事を否定することもできますし、タグが違うということはプラスミドのバックボーンも違うだろうから、発現量も違ってくる可能性があって、示している実験に適した発現量のプラスミドを選んだ結果そのタグだったかもしれません。
ミュータントなど同時にやるときにベクター構築でマルチクローニングサイトが都合がよかったってなこともあるかもしれません。 |
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