私は「細胞を開いた翌日に培地交換」します。
翌日に培地交換する理由は、DMSOの除去の為です。私はFreezing mediaに5-10%のDMSOを入れていますが、この凍結細胞を起こすときは、解凍した細胞を直接ディッシュに入れます。メディウム中に溶かした凍結細胞液を入れて遠心し、細胞ペレットを新しいメディウム中で懸濁してからディッシュに蒔くというステップは取りません。なぜなら、細胞によってはDMSOが入った状態で遠心をすると著しくダメージを受けるものがあるからです。そこで、DMSOの終濃度を下げる目的で通常の二倍のメディウムを使い、ある程度細胞が張り付いたら(普通は前日夜に細胞を蒔いて翌朝一番で)メディウムを交換しています。(まあ、遠心のステップを省けるこのやり方は楽っていうのもあります)。
もしTKさんが私と同じく遠心のステップ無しでやっているのなら、これが理由では無いですか?
継代に関しては、継代数が低いうちは増殖が早いものが多いので、早めの継代をってことなんじゃないですかね?もっとも、私はどんな場合でも70%なら継代しますが。70%で一日放っておいた場合に、翌日までにcontact inhibitionがかかるほど増えてしまうのが怖いので。 |
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