ご返信有難うございます。
>原核生物にはterminator (転写終結配列)があるけれど、真核生物にはないというのが一般論ですが、酵母にはそれに相当するものがあるようですね。
私自身転写終結に関して勉強不足でして、あまり理解できていませんでした。
>ポリA付加シグナル自体は転写終結因子ではありません。転写がもっと下流にリードスルーして行ったあとで、aataaaが認識されてプロセッシングを受けるわけで。
ご説明有り難うございます。色々と調べてみたのですが、終止コドンから大体何bpぐらいまで見ておけば安心、ということもよくわかっていないようですね。(ヒトβグロビン遺伝子の場合、ポリアデニル化部位の1.7 kbp下流まで転写が及んでいると書いていました。)
ということは、LYS1の転写終結部位(今まで誤ってターミネータと書いていました)が、MGA2の配列に重なっているということは十分ありえる、ということになりますね。
そうすると、世に出ている遺伝子破壊ライブラリーはこのようなことまで考慮したりしてるんでしょうか。 |
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