適切なコントロールを取らないとトラブルシュートを当てずっぽうでするしかないじゃんか。
例えばこんなコントロールはとっているだろうか?
1) 一次抗体のみスキップ→いま全体的に染まっているというのが本当に一次抗体の反応を見ているのか? 二次抗体の非特異的吸着を見ているのではないか? 逆に、これで全く染まっていないのであれば、抗マウスIg二次抗体が内在性のIgやFcレセプターなどと反応する影響は無視できるということ。
2) 二次抗体をスキップ→自家蛍光がどの程度、どのように出るかを確認。ひょっとすると、今見えているのは自家蛍光のノイズだけで、目的のシグナルは埋れているのかも。そうであれば、自家蛍光を軽減する処理や、標識の波長域、フィルターの波長域を工夫するなどを考える。 |
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