蛋白量は10-20ugというのは確かにそれぐらいの方がいいと思えますが、ゲルの厚さなども関係してくるし、参考にするにしてもその辺も考慮した方がいいかと思いました。ちなみに0.75mmのミニゲルで20ugぐらいがmaxかなと思います。もちろんそれ以上乗せれないことはないですけど。1.5mmだと40ugでも何とか流せるんじゃないかと。100ugぐらい乗せる人も文献見るといるようです。
あとサンプルによって発現量も違うだろうし、抽出バッファーによっても全体の蛋白量に対するターゲットの量が違うのでその辺をつめないと20ugで本当にうまくいくのかという意味で不安要素がかなり消去されずにのこっている状態だとも思えます。
標準プロとコールはメタノール20%で10%はそれぐらいでいいかもと思います。たいてい250kDa越えたあたりから、5%に下げるかどうか思案しはじめることがあります。20VぐらいでONでやると高分子も比較的効率よくtransferされるという話もあります。たしかにゲルのtopにうっすらバンドが短時間でtransferした後の染色でみえますが、それがO/Nではないです。
まあどんな状態か想像できませんので(バンドの形状とか今イチ想像しているのがあたっているかわからないですし)、お考えになった方法で一度やってみるといいでしょう。 |
|