>[Re:3] たなかさんは書きました :
> >>おおさん
>
> ご意見ありがとうございます。
> 僕の中ではある程度意見が決まっているのですが、色々意見を聞いてみたいかなと
>
> 80-120%って8年位前の基準(TaKaRaのガイドブック)で、正直ゆるいですよね
> (PCR機器によってはデフォルトQC基準が90-110%だったり)
> あとはCq値が標的-リファレンス間で近いことですがこれも(±3以内とか)物によって基準が違って、結局明確な基準がないなーって印象です
精度は自分の実験の許容範囲ないで自身で決めるものでもあります。
> 実験の目的にもよるかと思いますが、同じ実験サンプルでも刧僂tの結果とStandardカーブ法だとだいぶ結果が変わりますよね。論文では刧僂tで3000倍誘導と書いてあっても実際にはProbeでもSYBRでもちゃんとやると150倍だったり
上がっていることがいえたらいい場合と、どれぐらい上がったかデーターが必要な場合とで違うと思いますが。前者ならこの条件で計算値として150倍上昇といえば、実際は3000倍でも結果としては変わらないわけだし。もしリアルの150倍と読む方がおもえばそれは読み方を間違っているとはいえるけど、かく方もミスリードにならないように気をつけることは大事ですけど。
> 個人的には刧僂tは「定性」で考えていて、基本的にサンプル数やターゲットが多いわけでもないのに刧僂tやってる論文はあんまり信用してません(Standardカーブ法でやっても殆ど手間は変わらないのに何故やるのかがあまり理解できない)
定性はあるかないかだけの話ですよね。ま、半定量的とはいえるかもしれません。半定量的が意味ないとはいえませんよね。
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> >>cDNAと合成DNAも違うといえば違いますよね。cDNAはRNAとの2重鎖になっている可能性がありますから。
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> そうですね。ここも合成DNAが検量線に使えない理由だなと思います
相対定量なら合成DNAでもいいと思いますけど?cDNAでも相対定量を考えているわけでしょ。
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> 一番知りたいのは自分の中にある8年前の常識(?)「結局、サンプル内から狙ってるものが一番高発現のものを段階希釈して検量線を作成するのが一番正確(同様なcDNAだから)」ってのが今も現役なのかってところです(ddqPCRは除く)
希釈も全体の核酸濃度などが変わるから性格にいうと同じ条件でサンプルと比べてませんよね。 |
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