>>AP様
目的のGPCRを発現している細胞のKO株を作ればネガコンにはなり、リガンドに対する応答の差異をみれば候補にはなると思います。ただ、あくまで間接的な観察なので、対象外のGPCRに作用していないかが心配です。
ポジコンを探しに行くようなテーマなので、ポジコンがないのは当然ではありますが。
>>mon 様
下流シグナルでの検出系で区別が付くか判断するために、同一経路を活性化する既知リガンド、GPCRで試してみるのは有りかもしれません。 少し文献を探してみます。
CFP-GPCRと下流側タンパク質-YFPのFRETで直接検出しようとしたこともあるのですが、先行研究でシグナル応答がかなり弱くなることがわかっていたので、難しいかなと思っています。やはりGFPはでかいらしい。
>>中年様
理想的なポジコンが無いのはやはりしかたがないようですね。
化合物ライブラリをまぜてそれで応答が見られるかどうかをみるのは考えていませんでした。一次スクリーニングのまえにそれをやるのは面白そうです(0次スクリーニング?)。(私が何か誤解していないか心配ですが)
>>りが様
細胞のライセート、FBS、培養上清などを過剰発現株にかけてみて、応答が見られるかでも検索は可能だと思います。が、一応、、、、他機関から提供されたライブラリを使うという目的もあって、FBSを分画→各ピークをかけて応答を見る→構造同定といったことがやりづらいです。(あと、分子構造同定は苦手分野だったりします。)
>>おお様
なかなか難しい仕事をされていたようで。ポジコンない状態でやることはあるのですね。
文献がまだ調べきれていないので、下流シグナルが同一且つアゴニストが既知のGPCRがあれば、それを使ってみたいです。安全策をとるならやはりポジコンがあったほうがいいのは
うまくいくときはうまくいく(可能性がある)系なので(机上の空論に近いものですが)、進めてみます。
下流シグナルの応答とGPCRのリガンド依存的構造変化の両方が同時に観察できれば他の受容体で活性化された可能性を排除できると思いますが、生細胞ではなかなかむずかしそうですね。。。。
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