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マウス経口投与用 生菌液の調製と保存の方法 トピック削除
No.4101-TOPIC - 2015/05/16 (土) 23:25:01 - kae
マウスに乳酸菌・酢酸菌の生菌 10^9CFU/ml を経口投与したいと考えております。
研究室の先生には、条件を合わせるため、投与回数分まとめて調製しストックするよう指示されました。

そこで、OD660で0.6に達した培養液に1/3量の60%グリセロールを加え、-80℃で冷凍保存しました。しかし氷上融解して確認したところ、目的濃度の生菌を得られていないことが判りました。

今後は液体窒素による急速冷凍を検討していますが、通常はどのような方法で生菌液を調製するのでしょうか?ご教授よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.4101-10 - 2015/05/18 (月) 12:07:06 - 343
吸光度計のゼロ合わせをするときに、前試験では菌未接種のブランクの培地、今回は水でやったとか…さすがにないでしょうか。前試験も貴方が行ったのですか?

(無題) 削除/引用
No.4101-9 - 2015/05/18 (月) 11:26:06 - おお
>[Re:7] kaeさんは書きました :
> 前試験でODが0.6の時に約10^9CFU/mlあることは判っていたので、今回の保存前の培養液もそのくらいの濃度であると推定しました。

これと同じ条件で増殖、OD測定していますか?その菌についてはわかりませんけど、培地に培地成分の凝集物ができてもOD値があがりますよ。

もし同じ条件で増殖、OD測定をしているならば、実験がうまく再現できないということですよね。安定して増殖できるように何度か実験を重ねないといけないかもしれません。また、たまたま培地が悪かったとか使った器具にデタージェントとかケミカルがついていて見かけ上増殖しているが菌がかなり弱ってたとか、そう言うこともあるかもしれません。

> 遠心して濃縮も考えたのですが、10倍濃縮が限界で、10^9CFU/mlにするのは難しいと考えております、、

たしかに1000倍というのはあまり生産的ではないかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.4101-8 - 2015/05/18 (月) 08:52:49 - alpha
濁度と生菌は異なりますよね?
ストックは濁度で計算し、生菌はコロニー?で考慮していたら変化すると思いますが?
ストックする際の生菌数を計測することをおススメします。

個人的に気になったのですが、60%グリセロールをoral投与するんですか?

(無題) 削除/引用
No.4101-7 - 2015/05/17 (日) 20:24:10 - kae
前試験でODが0.6の時に約10^9CFU/mlあることは判っていたので、今回の保存前の培養液もそのくらいの濃度であると推定しました。
遠心して濃縮も考えたのですが、10倍濃縮が限界で、10^9CFU/mlにするのは難しいと考えております、、

(無題) 削除/引用
No.4101-6 - 2015/05/17 (日) 20:11:45 - kae
今回の菌はいつもこの方法でフリーズストックをつくっており問題なく起こせていたので、最適かどうかは分かりませんが大丈夫だと思います。
冷蔵でも生菌のまま保存することは可能なのですか?

(無題) 削除/引用
No.4101-5 - 2015/05/17 (日) 16:10:34 - おお
>[Re:3] kaeさんは書きました :
> 説明不足で申し訳ありません。
>
> 保存する前の培養液は濁度から、10^8〜10^9CFU/ml あるとみていたのですが、凍結保存後、10^5ほどしかありませんでした。

要するに濁度だけで数がわからない状態で原因がよくわからないのですね。また増殖させた培地の中に死菌がいるかもわからないのですね。でもこれは知ることができる実験を立てれますよね。あなたの実験での生菌数が必要であって、ほかの人の実験でどうかというのは当てにならないわけだし。ただ菌の扱いやコツはきけるかもしれません。

> それとも凍結・融解の際に菌へのダメージが大きかったからでしょうか?

これも最初の数がわかればわかりますよね。

> どうすれば保存後に10^9CFU/mlの生菌を得られるのか、お聞きしたいです。

培養した液がconsistantにある程度の数が取れるようになれば、薄ければ遠心して濃縮とかできないものでしょうか?
たとえばだいたい5倍ぐらいの濃度を目安に調整しておいて、一度ためしに凍結したものを融解して数を確認しておくと、その数にあわせて希釈して目的の濃度にして使ったらいいわけだし。


> DMSOとグリセロールとでは効果に違いはあるのですか?

大腸菌はDMSOも使われたりします。差があるかはわからないです。

ヒトやマウスの細胞はグリセロールでは毒性が出るのでよほど特別な事情がないかぎりDMSOが使われます。

(無題) 削除/引用
No.4101-4 - 2015/05/17 (日) 15:34:28 - mbb
グリセロールで希釈したので薄まったのかと
思いましたが、10^5CFU/mLは少なすぎますね。

そもそも取り扱っている菌の保存方法はその
方法で最適なのでしょうか?

ご参考までに
http://www.eiken.co.jp/technique/es/pdf/es17.pdf

(無題) 削除/引用
No.4101-3 - 2015/05/17 (日) 12:00:17 - kae
説明不足で申し訳ありません。

保存する前の培養液は濁度から、10^8〜10^9CFU/ml あるとみていたのですが、凍結保存後、10^5ほどしかありませんでした。
原因としては対数増殖期の菌だったからでしょうか?
それとも凍結・融解の際に菌へのダメージが大きかったからでしょうか?
死菌の影響は考慮せず、存在しないものとしています。
どうすれば保存後に10^9CFU/mlの生菌を得られるのか、お聞きしたいです。

DMSOとグリセロールとでは効果に違いはあるのですか?

(無題) 削除/引用
No.4101-2 - 2015/05/17 (日) 02:10:34 - おお
>[Re:1] kaeさんは書きました :

> そこで、OD660で0.6に達した培養液に1/3量の60%グリセロールを加え、-80℃で冷凍保存しました。しかし氷上融解して確認したところ、目的濃度の生菌を得られていないことが判りました。

ここをくわしく。ようするに保存する前は十分だっただろう生菌が、おこしたあと測るとそれ以下だったということですか?で死菌がなるべくないようにしたいということですか?生菌ベースで投与した場合、実験に死菌がどれほど影響しますか?

質問がよくわからないですが凍結保存する場合DMSOをグリセロールの代わりに使うこともあります。

マウス経口投与用 生菌液の調製と保存の方法 削除/引用
No.4101-1 - 2015/05/16 (土) 23:25:01 - kae
マウスに乳酸菌・酢酸菌の生菌 10^9CFU/ml を経口投与したいと考えております。
研究室の先生には、条件を合わせるため、投与回数分まとめて調製しストックするよう指示されました。

そこで、OD660で0.6に達した培養液に1/3量の60%グリセロールを加え、-80℃で冷凍保存しました。しかし氷上融解して確認したところ、目的濃度の生菌を得られていないことが判りました。

今後は液体窒素による急速冷凍を検討していますが、通常はどのような方法で生菌液を調製するのでしょうか?ご教授よろしくお願いします。

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