>ソーティングによりGFP陽性細胞のみを採取し、十分細胞が増えた時点で
この部分の実験操作はどのようにされていますか。
分取したGFP陽性の細胞を一緒くたに解析しているわけでは無いですよね。
細胞の性質にもよりますが、遺伝子破壊株を樹立する際には、
限界希釈法等でシングルセル由来のコロニーを形成させ、
エンドヌクレアーゼで標的領域の切断・変異が生じているクローンを選抜し、
ゲノムを読んで両アリルの遺伝子破壊が生じているか確認する、
といった流れが一般的なはずです。
シークエンス上ではきちんと破壊されているにもかかわらず、
ウエスタンで検出されるということでしょうか。
場合によっては、ターゲティングベクターを併用して
薬剤選択したほうが早く樹立できるかもしれません。 |
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