現在35mmのディッシュにて接着性細胞を培養しています。
普段は60mmを使用しているのですが、実験の都合により35mmも使用することになりました。細胞継代の際、60mmは細胞に偏りがなく均一に播種することが可能なのですが、どうしても35mmだけは、まるでドーナツのようにディッシュの外壁に細胞が偏り、真ん中が空洞になります。細胞懸濁液と培地を必要量デッシュに入れて、インキュベーター外で15分位静置した時は、細胞が綺麗に均一に播種出来ていたのを顕微鏡にて確認出来ました。が、インキュベーターに入れて、30分くらいして様子を見ると、先程とは全く違った、外縁に沿って偏って真ん中に細胞がほぼいないデッシュになってしまっていました。なので、インキュベーターに入れることによって、何かトラブルが起こっている可能性があると思われます。以前論文でインキュベーターに入れた時に対流が起こる、という文を見た記憶があります。対流の可能性もありますでしょうか?
また再度、細胞播種を35mm dishで行おうと考えています。何か他に気をつけたほうが良いこと、ありますでしょうか。 |
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