(3)経日的に剥がれる(死ぬ)というより、ある日数(G418の場合7-14日)で急に死に始め(剥がれ始め)てその後ぼろぼろになっていく感じです。最後までしぶとく剥がれない細胞(残骸?)も微量残りますが、増殖することは無いと思います。死に始めるまで日数がかかるので植え次ぐ場合もあります。
細胞が剥がれやすい場合、培地を壁面から優しく添加すると良いでしょう。ポリリジンやPEIコート、コラーゲンコートで接着性を増して、アッセイすることも可能です。剥がれた細胞を遠心で回収してディッシュに戻し、それで接着しないなら薬剤の効果(細胞が死につつある)が出ていると判断出来ます。あとは一般的な注意事項で、細胞は対数増殖期の活きの良い状態で継代し、トリプシン処理はできるだけ短時間で済ます等でしょうか。
おおさんの指摘とかぶりますが、そのコントロール群でも、(1)(2)の現象は観察されますか?観察されないとすると、薬剤の効果ですよね。
なお、コントロール群=薬剤不添加ですよね?
「メディチェン」って、メディウムチェンジ=培地交換の意味ですよね。
不特定多数の方が閲覧する掲示板では、ラボスラングは使わない、コントロール群などの対象・処理を明確に記載してください。(ネガティブ)コントロール群として、薬剤・溶媒不添加、溶媒だけ添加の2種考えられることもありますので。 |
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