直輝さん
返信ありがとうございます。
参考になります。
確かに、マイクロアレイだと(特にマウスなど個体からのサンプルだと)、個体差が大きすぎてFWER制御だと全て均一に差がないと判定されてしまうわけですよね。
それだったら、その中でもp値の小さいものに絞って有意差が出るようにしてやろう、というのがFDR制御なのでしょう。(若干、そこらへん恣意的に感じるのですが…)
ちなみに、今回問題にしている状況は実はマイクロアレイではなくて、もう少しばらつきの少ない値が得られる中規模スクリーニングだったりします。
その場合、逆にFWER制御の方が有意差がでるサンプル数が少なかったりするのです。
>経験的には、p値(q値)が小さくても変動倍率が1.5倍以下の場合、独立した実験で再現性が得られる可能性は低いです。
こういうことってありますよね。
生物学的有意差と統計的有意差が一致しないというか。
ここら辺解析専門の人相手だと、その人が解析したことがある実験以外はなかなかそういう感覚を分かってもらえなくて困ることがあります。 |
|