たぶん、そのときに分子量マーカーも泳動してるとおもうんだが、それの分離パタンはどんな感じかな。それも変な感じならゲルがマズいとおもうし、それは一応ちゃんと分離できてれば、サンプル自体に原因があるとおもう。でも、とりあえずは、SDS-sample bufferとかの試薬に間違いはないかは確認したほうがいいとおもう。また、泳動完了に要する時間とか発熱とか電圧あるいは電流値(どっちか定値とおもうので、どちらか)とかがいつもと比べてなんか違ってたみたいなことはないかな。ゲル作成や泳動buffer作成とかの試薬取り違えたりするとこの辺が変わってくるかもしれない。
ちょっと書いてる内容が十分に把握できないとこあるんだが、バンドの幅っていうのは、レーン間のバンドの幅が違う(真ん中のほうのレーンが細くて端のレーンが幅が広いみたいな)とかそういうことかな。それとも一つのレーンの中に細い部分と太い部分がある(くびれたような感じ)ということかな。
前者だともし一番端のレーンの横に何も流してないなら拡散によるものかな。後者はサンプルの蛋白質組成がかなり偏っていて特定の蛋白質が大量に含まれるようなものを多めにアプライして泳動したときにおきることある(血清蛋白質などを多めにアプライした時などにそういう経験ある。)
また、縦長のバンドって、シャープなバンドにならずに縦方向にスメアになるということかな、それともバンド自体が太いということかな。その辺のことがわかるともう少し原因が絞れるかもしれない。前者なら十分に剪断できてない長いままのDNAをたくさん含むサンプルを泳動するとなるし、脂質や糖とかを沢山含むサンプルでも起こるらしい(植物由来の試料とかでそういうのあるって聞いた。自分では経験ないので詳細は不明だけど)。後者だとアプライした蛋白質量大杉ということかもしれない。 |
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