おおざっぱに説明すると、(1)沈殿させるの十分な遠心力(回転数ではない=半径の違いで遠心力は変わる:ウィルスの密度(分子量/体積)に関係する)と、(2)液面から沈殿する場所までの距離:長いと時間がかかる、(3)溶液の性質(抵抗力というか摩擦力):密度が高いと時間がかかる(場合によっては沈殿せずバンドになる。温度も低いと溶液に粘性が増えるので時間がかかる)によって変わります。
ウィルスなどの生ものは、変性しないように4℃で遠心することが多いでしょう。遠心力が強すぎるとつぶれて?感染力が下がるものもあるようです(抗原としては問題なさそう)。
脂質膜を持つウィルスなら、レンチウィルスの濃縮法が参考になるかも。高速冷却遠心機(液量が多め)だと一晩くらい、超遠心機だと2時間くらいな感じかな。 |
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