> 5'のみ相補的にした方が成功率が上がるのですね。ぜひ検討したいと思います。
> yyy様がこの方法をとられる際には、生えて来たクローンのシークエンスをした後、ベクターを乗せ替えることをされるでしょうか?
実際に成功率が上がるかどうかは正式に比較検討してみたことがないのでなんとも言えません。ただ、経験的にはそんな印象がある、ということで絶対的にそうだというのではありません。どうしても上手くいかなければ試してみる価値はあると思います。ちなみに、5’側のプライマーと相補的な部分は15−18base、3’側のテンプレートと相補的になる部分は20−25base程度で作っています。
後半は他の方々が代わりに答えて下さったようなので、最後の部分だけ答えますが、模範解答としては載せ替えた方が良いでしょうね。クローニングベクターでmutagenesisをして発現ベクターに載せ替える、と言うのが教科書的だと思います。発現ベクターでmutagenesisをした場合、ベクター部分に変異が入ってる可能性は常にあるので、もし使い慣れたコンストラクトでなくてどういう結果が出るか予想が出来ない場合はPCRしてないベクターに載せ替えるのが安全だと思われます。たまに載せ替える前は発現が悪かったけど、載せ替えたら上がった、と言う話も聞きますので。 |
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