酵母分泌系を用いてHis-tagまたはHA-tag付タンパク質を作製しております。
培養液から目的タンパク質を80%硫安で沈殿させたのち、リン酸バッファーで溶解させ、アフィニティー精製する手順です。
抗体を用いたアフィニティ精製の時では硫酸アンモニウム除去のために透析や脱塩を行う必要があると思うのですが、Niカラムを用いたHis-tag精製における透析、脱塩の必要ってあるのでしょうか?
硫安沈殿物をリン酸バッファーで溶解後、そのままNiカラムで精製出来れば、透析・脱塩による収率の低下、時間を軽減出来ると思うのですが、いかがでしょうか? |
|