皆様、コメント大変ありがとうございます。
説明不足の点がありましたので、一部補足させて頂きます。
Systemic KOではなく、Cre-loxPシステムを使ったconditional KOマウス(http://jaxmice.jax.org/strain/006366.html)で、genotypingでは、wild bandとmutant band(flox allele)が検出出来るようなプロトコールを使っています(WT 351bp,HO 420bp, HE 351+420bp)。このストレインを単独で維持していたときにはそのプロトコールでWT,HE,HOの全てが鑑別出来ていました。ただ、このストレイン(flox/floxマウス)を女性生殖器系に特異的なCreと交配した所、理論上は全てHEになるはずが、約半分の胎仔がWTだったということです。このgenotypePCRの際にもWT,HE,HOのコントロールを全てそろえてやっており、PCRがworkしていることは確認しております。
Creのleak、deletionの可能性も考えましたが、このDicerがWTだった胎仔はCreは入っていなかったので、germlineでのleakの影響はないのではと思っております。
この問題の解決のために皆様のお力を頂ければと思いますので、よろしくお願い致します。 |
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