Tetraploid G1細胞をHoechstとFucci(Cdt1-cherry陽性/Geminine-venus陰性)で単離する事が目的で、基礎実験としてHoechst単独の染色(Fucciを導入していないMCF7)で4Nのピークを見ているという理解してよろしいでしょうか? それとも、既にFucciが入っているMCF7でHoechstの実験を行っているという事でしょうか?
もし前者であれば、一回固定してHoechstとPIで2N/4Nのピークに違いがあるかどうか確認しておいた方が良いかもしれません。どちらの染色でも1ピークであれば、Hoechst染色の問題というよりは、細胞の状態が悪くてどこかのフェーズでブロックがかかっている可能性がありますから。もしくはS期の細胞が多くて4Nのピークがはっきりせず、G1とSが一塊の山になって見えている可能性もあるかもしれません。 |
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