クローニング目的でしょうか?
それなら、増幅できれば良い(Oligo長は25mer以上、cycle数は30-40)という観点での(少ない)経験から、
3'末端のN:4種類のMixですし、3'-5'exonuclease活性(校正機能)を有する酵素ならさほど苦労しません。
3'末端のNN:16種類のMixになりpriming効率が低下するせいか成功率が極端に悪くなります。ですがアニーリング時間や伸長時間を長くすると増えることもあります(ただし増えたとしても量は少なめ)。
3'末端から4-5bpほど5'側のNならほとんど場合増えますが、4種類のクローンが得られます。NNだと周りの配列の影響を受けるようです(3'側がATのみだと増えないことも多いかも?)。
3'末端から10bpほど5'側のNNだとほとんど増えました。
どのパターンでも再度正しい配列の確定作業が必要です(アミノ酸コードに変化がなければ省くこともできる:発現効率に影響するかも)。 |
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