DNAといっても塩基組成によって分子量は異なるわけですが、1塩基対(1 bp)あたり分子量660として計算するのがポピュラーです。考え方によって一塩基あたりの平均分子量には多少異なる値が使われることもあります。
>1:10がいいと聞きました。
これも一概に正しいとは言えません。末端の状態(インサート、ベクター末端のリン酸化の状態、切断端のコンパティビリティのある組合せ)などによって異なります。
しかし、比率がベストでないために取れなくなるとか、比率を調整したら取れなかったものが取れるようになるとかいうことはありません。常識的範囲の比率(1:1とか)なら目的は達します。失敗したら、比率以外の要因によると考えて間違いない。 |
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