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アメリカでの遺伝子組換え生物実験 トピック削除
No.3908-TOPIC - 2015/03/02 (月) 13:56:56 - カエデ
日本では、大腸菌に外来ベクターを導入する形質転換実験は、カルタヘナ法で規制される遺伝子組換え生物実験に相当し、
実験計画書を作り、
施設のセーフティコミッティに諮って、施設の安全規則にに照らして可否を判断し、
場合によっては大臣申請をして、
教育訓練を受けた作業者によって
法の定める設備を有する実験室で
実施されるかと思いますが、カルタヘナ法を批准していないアメリカの研究室(研究利用、産業利用ともに)では、どのようなレギュレーションに従って実施しているのでしょうか?
カルタヘナ法を批准していないからといって、やり放題という訳では無いかと思いますが、具体的に縛られるガイドラインのようなものはあるのでしょうか?
何かご存知の方、情報をいただけると助かります。
 
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(無題) 削除/引用
No.3908-5 - 2015/03/02 (月) 23:48:46 - TK-1
1. BSL1以上の実験行う場合、責任者(PI)、実験に関わる研究者、実験を行う場所、導入する遺伝子、方法(バクテリア、マウス、細胞)、廃棄方法、その他の留意以降(拡散を防ぐ方法など)を5年に一回プロトコールとして提出。
2. BSL2以上の場合、すべての過程は最低年に一回点検を受けcertifyされたbiosafety cabinetで行うことになっているので、その設置場所、取り扱う病原体(組み替え、非組み換え)、組み換えのレトロ、レンチに関してはパッケージングに使うプラスミド、感染予防対策等を申請。
3. 年に一回オンライントレーニング、年に一回、当該部署によるinsupection

というのがアメリカの大学の一般的な手続きです。

(無題) 削除/引用
No.3908-4 - 2015/03/02 (月) 16:58:59 - おお
NIHの指針に沿わないとNIHのグラントはとれないですしほかのグラントもNIHの指針を条件付けているのがたいていです。まあ実際うまく説明できないのですが、それは大学などはResearch safety office(RSO)みたいなのがあって、それがすべて仕切っているからそれに従えばいいわけですから。

私が経験したものでは、かくラボがrecombinant DNAを使うラボはその計画書をRSOに提出して、大学の委員会で審査することになっています。まあ審査するというよりは、この実験はBSL1で不十分だからこうしなさいとか、そんな感じかと思います。この申請がなければラボはrecombinantを扱うグラントさえ申請できなくなります(大学がグラント申請手続きをおこなわないわけです)。
trainingもweb上で解説とそのあとテストという形式でやるところがおおいです。BSL1レベルでも、どのいきがBSL1か知ってないと困るというのもあると思いますので、まあそのためにもtraningをやる必要はあるのだとおもいます。
ただ、大学、施設によってregulationにバリエーションもあろうかと思いますので、ほかの方の話がつけばなおいいですね。

実際、各施設ではガイドラインをどう運用してる? 削除/引用
No.3908-3 - 2015/03/02 (月) 16:09:22 - カエデ
おおさん、レスありがとうございます。

NIHのガイドラインが有ることは分かりましたが、実際の各施設ではそれをどうブレイクダウンして運用しているのでしょうか?
実例ご存知の方ありましたら紹介してもらえますでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.3908-2 - 2015/03/02 (月) 14:08:06 - おお
どこに申請してとか細かいことはおいておいてほぼ同様のレギュレーションがあります。
http://osp.od.nih.gov/office-biotechnology-activities/biosafety/nih-guidelines

アメリカでの遺伝子組換え生物実験 削除/引用
No.3908-1 - 2015/03/02 (月) 13:56:56 - カエデ
日本では、大腸菌に外来ベクターを導入する形質転換実験は、カルタヘナ法で規制される遺伝子組換え生物実験に相当し、
実験計画書を作り、
施設のセーフティコミッティに諮って、施設の安全規則にに照らして可否を判断し、
場合によっては大臣申請をして、
教育訓練を受けた作業者によって
法の定める設備を有する実験室で
実施されるかと思いますが、カルタヘナ法を批准していないアメリカの研究室(研究利用、産業利用ともに)では、どのようなレギュレーションに従って実施しているのでしょうか?
カルタヘナ法を批准していないからといって、やり放題という訳では無いかと思いますが、具体的に縛られるガイドラインのようなものはあるのでしょうか?
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