PGI2は添加後速やかに(30 min程度)失活しますがPGE1はしばらく残ります。そのため、洗浄血小板調製後に刺激を加える必要がある場合に影響を受ける可能性があります。また、最後のTyrode's bufferにPGI2を加える必要が無いのは、その後トロンビンで活性化させる必要があると考えれば納得出来ると思います。
LさんのおっしゃるようにPRPをトロンビン刺激している論文は見たことがありますが実際には難しいように思います。日常的にマウス血小板を用いており、何通りかのPRP調製法を試しましたが、トロンビン凝集はうまくいきませんでした。PRPにはfibrinogenが大量にありますのでそちらで食われてしまっているのだと思っています。 |
|