本来可溶性の蛋白質が発現させたらinsolbleということならばそれは大腸菌がfoldingに失敗したのだとおもう。あるていどの大きさの蛋白質(分子量の小さいペプチドみたいなものじゃないもの)が生物活性を持つには、一応(たとえ部分的にしろ少なくとも活性発現に重要なところは)正しい高次構造をとることはどうしても必要とおもうので、folding に失敗したということは、それが出来てないと考えられるわけで、活性はあまり期待出来ないということになるとおもう。
経験的なものも含めて対策はいろいろあるけど、もともとかなり無理なことさせてるわけで大腸菌の能力的なものとか、その蛋白質の1次構造にもかなり原因があるので、他の蛋白質でうまくいったからこれならいけるみたいには必ずしもならないし、確実なものはないなかなかとおもう。 |
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