>[Re:1] おおさんは書きました :
> 学部三回生です。論文を読んでいてわからないことがありました。
>
> 遺伝子導入により、全身で遺伝子Aを過剰発現するトランスジェニック動物を作ったとします。
> この時、もともと遺伝子Aを発現していなかった細胞において、遺伝子Aから翻訳されたタンパク質Aは機能しないと理解していますが、なぜ機能しないのでしょうか。
では00さん。
まず、その様なことに関して一般論として根拠がないとおもいます。もし、葉緑体で葉緑体の維持にかかわる遺伝子をマウスに入れるとなると、あなたの理解通りかもしれませんが、そこまで極端ではないけど同じような状況を考えているように思えます。でもこれは一般的とはおもえません。反例を探すのは比較的簡単だと思います。
> また、過剰発現動物やノックアウト動物の作成方法が多々ありますが、それぞれのメリットやデメリットは何ですか?
KOや単なる過剰発現の場合は発生の過程を乱すためマウスが生まれてこなかったり、実験に適さない異常を持ってたりするかもしれませんよね。
そういうマウスの病的状態が、自分が望んだようなものであっても、全身のどこでそういう状態が引き起こされているかみると、期待してない事が起こってたというのもきいたことがあります。
(あれもこれもとかいていたら大学の講義みたいになってしまうし)あとはいろいろとご自身で考えてみて、自信がなければ意見を新たに提示してみてはどうでしょうか。あとそういう関係の手引書なども目を通しておいた方がいいのでは。プロとコールとか書いてある本でも、introductionとかにはある程度のことも書いてあるでしょうし。 |
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