話がかみ合ってないような、、、
たとえば10ug-30ugのtotal lysate (細胞を溶解したようなサンプル)をminigelで流した場合、一度optimizeしてしまえばいじる必要は特殊な場合をのぞいてまずないです。
もし何か精製された蛋白60ugのっけているなら、そんなに必要か、それが幕の上に乗っかってキャパシティーを超えないかちょっと考えてみてください(わたしは調べないとすぐわかりませんので)。そもそもミニゲルなら多すぎて非常に厳しい量のように思います。
それを考慮した上で、ゲルに残っている量がどれだけあなたの実験にsignificantなのかは一度考えて見るべきかと思います。transfer bufferにメタノールを入れるのがたいていのほうほうで一つのバンドが60ugもあるとするならばゲルないで凝縮する可能性もありますし、数ugのれば実験として十分であるならば60ugをちゃんとtransferする条件検討に意味があるのか。ゲルから出やすいconditionはありますが、それは同時に膜への吸着を弱めることがたいていで、ゲルに残った1ugをゲルから溶出するために、膜の結合が弱まって55ugしか膜についてませんとかいう話にもならなくないので、状況の見極めが必要でしょう。
いろいろ改善方法はありますが、ゲルが厚い(1.5mmとか)ならwetでO/N transferが一番改善すると思います。ゲルが薄いならコームしだいではover loadなので、載せる量を一度考え直してください。薄くてもO/Nはたいていうまくいきます。そのほか1-1.5時間のtransferならmethanolの量をへらすとかSDSを0.001%ぐらい入れるなどがよくやられると思います。 |
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