おおさん、独り言さんの通りですが、追加情報として、
血清中の低分子の影響をみるなら、透析血清や活性炭処理血清が昔によく用いられました。これらは今も市販されているようです。
ただ不明な成分が多いため、簡単に、0.1~1%血清+精製増殖因子も汎用されますし、もう少し厳密に、
亜セレン酸ナトリウム+トランスフェリン+BSA(脂肪酸が付いているもの、あるいは脂肪酸なし+精製脂肪酸)+精製増殖因子
を使って、個々の増殖因子の影響を検討することも行われます。
アポトーシスを防ぐため、IGF-1(または比較的高濃度のInsulin)も添加しておくこともあります。
全くの無血清だとアポトーシスが誘導される細胞も多いので注意してください。
0.5%くらいが多用されるかな。 |
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