プラスミドでもレンチでもゲノムに外来遺伝子が組み込まれますので、組み込まれた領域に応じたゲノム変化(エクソンが壊れる、イントロン挿入によるスプライシング変化、KOなど)が起こると考えられます。
このため、例えば3−5個のシングルピッキングを行い、遺伝子もしくは蛋白の発現量(DOX誘導なら誘導時の発現量)に偏りがないことを確認、それぞれをN=1として平均すればこの問題は解決できるのではないでしょうか?
ピッキングなしだと、これらの混在したヘテロな集団となり、継代すると増殖しやすいもの・死ににくいもの、など全体の集団のポピュレーションがどんどん変化するのではないでしょうか?(特に安定株をとった後、何かしらの薬剤をかける実験においては。。。) |
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