大腸菌を使った組み換えタンパク質の誘導について教えてください。
留学先のラボからコンストラクトを持ち帰り、日本のラボで全く同じ方法で誘導精製しました。
その結果、日本のラボで誘導精製したタンパクは留学先で誘導精製したものの1/10量ほどしかありませんでした。
試薬類は出来る限り同じ物を使用しているのですが、IPTGだけ留学先ではFisherのものでこちらではWakoのものです。あと気になる点は振盪器ですが、IPTGや振盪器(エアレーション)で発現量が1/10になったりするものでしょうか?
具体的な方法としては
1LのLBで3時間大腸菌(Rosetta2)を培養
IPTG(終濃度1mM)を添加してさらに3時間培養
遠心集菌
超音波破砕
遠心して沈殿をTrito-X, DTT, EDTAを含むバッファーで洗浄(封入体精製)
洗浄後の沈殿を8M尿素で可溶化しTalonで精製(His-tagです)
です。
ご意見や同様の経験があれば教えてください。 |
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