> 抗体医薬とか相当高発現させてますよ。
この場合は抗体遺伝子を徐々に増幅させているため、細胞が大量分泌に適応しているとも考えられます。
CHO細胞の場合、抗体分泌を担うマスト細胞に特徴的な転写因子X-box binding protein(spliced form)を過剰発現させると、ERの体積が増え、IgGの分泌量が最大4-5倍上がるという報告もあります。BMC Biotechnology, 14(1), 26. doi:10.1186/1472-6750-14-26
一方、一過性発現で300mg/L IgG(ただし、31℃14日間培養;J. Biotechnology, 153(1-2), 22–26. doi:10.1016/j.jbiotec.2011.03.001)という報告もありますので、結構CHO細胞のキャパシティーは高いようです。
COS細胞はどうなんでしょう? |
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