保存性の高い部位を選んで、何本か内部プライマーを設計して、一気にシークエンスをお願いするのではダメですか?
注意点は、あるプライマーがアニールする配列も他のプライマーで読めるように設計することです。
もし変異があっても内部プライマーの3'側ならシークエンスは読めると思います。
読めなかったときに新たにプライマーを追加する必要がありますけど。
シークエンスするPCR産物が多くなれば、クローニングして、
deletion mutantの作成あるいはtransposon-taggingする方法もあります。
あるいはランダムに断片化したものをショットガンクローンをいくつか読むか。
この辺はヒトゲノムプロジェクトが始まる前〜黎明期に開発された方法で、成書も多いです。
transposon-taggingのkitが販売されていますが、原理は薬剤耐性遺伝子の入ったtransposonをplasmidにランダムに挿入し、transposon配列内のプライマーと、ベクタープライマーでシークエンスする方法です。
PCR等で適切なクローンを選ばないとシークエンスの無駄が多いですが、数打てば全長が読めるという方法で贅沢だけど手間は少ない方法です。 |
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