最近形質転換がうまくいっていません。コンピテントセルDH5alphaは自作のものでこれまで問題ありませんでした。現象としては、すでに構築を終えたプラスミドを量を増やすため100pgをコンピテントセルに入れ、氷上20分、ヒートショック35秒、氷上2分後に1mlのLBを加えて37度振とう後、50ug/mlのアンピシリンの入ったプレートにまきました。するとたった5時間ほどの培養でプレートの表面にモヤモヤとしたものかでき始め、7時間もすると表面びっしりに何かが生えています。
不思議なことに、コントロールとしてLB100ulだけをまいたプレートは全く何も生えてきませんでした。
どの二種類のプラスミドを使っても同じでした。LB培地やアンピシリンも作り直してもダメでした。これまで全く問題にならなかったのでコンピテントセルは変えてません。
悩んでいたら同僚もライゲーション後の形質転換で同様のことが起きていました。
これはなにかのコンタミでしょうか?37度のインキュベーターや浸透機の洗浄が必要でしょうか?原因としてはどういったもののコンタミでしょうか。
プレートの端っこにコロニーを形成してるものが拾えたのでそれをミニプレップしましたが、プラスミドは入っていませんでした。プラスミドはいずれもpcDNA3.1のものです。プレートにまく際の白金じも毎回アルコール噴霧とバーナーで炙ることをしています。 |
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