みなさん、Immunoprecipitationをされるときのバッファーの選択ってどのポイントを注意されてますか?
はじめてやるIPで選択するバッファーって、ご自身のスタンダードがあるのか、文献を参考にしてそれに合わせるのか、どうされてるかなと思いまして。
私は、文献等はまず当たりますが、だいたい
50 mM Tris/HCl (pH7.4), 150 mM NaCl, 1 mM EDTA, 0.1-0.5% NP-40, 10% glycerol
(グリセロールは入れないこともあります。グリセロールある、なし、で何が変わるのか、
よくわからないんですが、実は...。ライセートが調製しやすいという実感はあるのですが。コンプレックスをとってきたいときにはよいのかな)
を基本にcell lysateとbinding reactionをして、washは炎濃度とNP-40濃度を適宜上げて
調節してまずはやってみます。
IPは今まであんまり上手くいかないことも多いので、バッファー選別の考え方がそもそもよくないのかな、と思いまして質問させてもらいました。ご意見いただけると幸甚です。
ちなみに、今回の目的は、ウェスタンブロッティングでトリプレットのバンドがみえた抗体でそれらのバンドの配列決定をしたいのと、その結果次第では、後々、コンプレックス精製してmasspec解析、です。 |
|