HeLaとCHOでしかリン酸カルシウム共沈殿法を使ったことがありませんが。
その細胞の性質が分かりませんが、共沈殿無しで培地交換や炭酸ガス濃度の変更等の処理をした場合はDIV10でもそのようなトラブルはないのでしょうか?
DIV10で培養できているという記載がなく、培養自体に問題があることが否定されていません。
また、血清や成長因子を添加していない培地fresh培地としていて、それでダメージを与えてしまっているということはありませんかね。
細胞培養がうまくいっているのであれば、まずは、洗い不足になっていないか気になります。
書かれた通りの操作をすると、ディッシュや細胞の表面についているリン酸カルシウム共沈殿が結構残っていませんか?
共沈澱が多めに残ると細胞の具合が悪くなったため、私は数回洗っていました。
それと、DNAなしのリン酸カルシウム沈殿で同じ操作をして悪影響がなければ、DNAが汚いという判断もできるかと思います。 |
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