倍数性、倍数体という用語はご存知でしょうか。
ヒトは2倍体で両親からそれぞれ1セットの遺伝子を貰っている、等の話に出てくる用語です。
「染色体が複雑」・「染色体の構造が多重構造」は、どちらも倍数性が高いことを意味しているのでしょう。
例えば、
・微生物-1倍体 -重要な遺伝子が1つ壊れたら死ぬ
・マウス-2倍体 -重要な遺伝子が1セット(2コピー)壊れたら死ぬ
・コムギ-偽6倍体-重要な遺伝子が1セット(6コピー)壊れたら死ぬ
で、1倍体<2倍体、2倍体<偽6倍体を、でより複雑、より多重構造と呼んでいるのでしょう。
また、少なくとも引用されている範囲では、染色体の本数については触れられていませんね。 |
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