証明は難しいと思います。フリーのXYコンプレックスがIPでとれたとするなら、それがB領域に結合するかもしれませんし、親和性が同じぐらいならAからはずれてBに乗り換える分子もあるのではないでしょうか。
A領域のDNAを何らかの形でレジンに固定して(たとえばDNAにビオチンラベルするとか)XYコンプレックスをトラップして領域Bの配列がカラムにつくかどうかとか。
ゲルシフトでA領域でXYコンプレックスによるシフトができる系を確立してB領域を加えたときスーパーシフトがおこるとか(DNAでスーパーシフトはやられてないでしょうけど、サイズなど工夫するとできるような気がします)。
もし蛍光でゲルシフトがみれるなら、A領域とB領域違う色でラベルして、二色両方が検出されるかどうかというのもいいかもしれません。
ただし、A単独でもA-X-Y-X-Aのコンプレックスができる可能性があり、A-X-Y-Xのバンドを同定する必要があります。単純にうまくいくならダブレットになる可能性ですが、うまくその条件が見つかるかどうか。A-X-Y-XとB-X-Y-Xのコンプレックスのサイズが違えばよりわかりやすいとはおもいます。
XとYが活性のある蛋白として取れるなら、2:1でコンプレックスを作っているとか、2:2でコンプレックスをつくっているとか調べるのも手かもしれません。 |
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