>[Re:1] 名無しさんは書きました :
> 核内受容体について質問です。
> 「細胞質受容体」ではなく「核内受容体」について教えてください。
> 細胞質受容体はリガンドが結合して二量体化すると核内にいきますよね。
> ということはもとの受容体は核外に存在しているということですね。
代表的なERやGRを含め、多くのNRは細胞質ー核内をシャトリングしています。従って「細胞質受容体」と「核内受容体」を明確に区分する意味はないと思います。
例えば、ERRαなどはリガンド非依存的な構成活性をもつNRであり、基本的に合成後直ぐに核内へと移行しますが、ある種のMAPKが存在している場合には核外へと再移行します。
すなわち、細胞内に存在しているパートナータンパク質や、ある種の刺激に応じて
NRの細胞内局在自体が制御されており、そのことによってNRの転写活性化能が直接的にコントロールされていることが多々あるということです。 |
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