尾静脈投与は静脈があると思しき場所に刺してシリンジのピストンを引っ張ってシリンジ内への血液の流入を確認し、針先を動かさずに注入すればミスることはないかと思います。
慣れれば針が血管に入る感触が分かるので血液を逆流させたりしなくても入るようになると思います。
麻酔はせずコンシャスで投与しています。
保定せずに打つのは最初は難しいので、静注用の保定器を使う方がよいです。
私はSPF環境で飼育しているのでEtOH消毒などは行っていません。
また、尾静脈から問題なく入っているため眼底静脈投与はしていません。
以前練習がてら眼底静脈投与を試みたことがありますが、針がちゃんと入っているかどうか分からず尾静脈より成功率が低いような印象があります。
こちらから逆にひとつ質問なのですが、貴方の研究機関でジエチルエーテル麻酔が許容されている理由を教えていただけますか? |
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