Aとa、Bとbという2つの異なる対立遺伝子がそれぞれ独立に存在する場合、
「A/A:B/b」と「A/A:B/B」の子の遺伝子型は、
「A/A:B/b」または「A/A:B/B」となります。
・・・なにか不自然でしょうか?
AをWildアリルでaをfloxアリル、BをwildアリルでbをCreアリル、
とそれぞれ置き換えてみてください。
もちろんCreがホモ接合の場合や生殖細胞系譜に発現する場合には話が変わります。
ホモ接合であれば上の例で言えばすべての子が「A/A:B/b」となりますし、
Creが生殖細胞系譜に発現する場合は片親由来のfloxアリルが欠損してしまうので、
flox遺伝子座が"fl/-"となるでしょう。 |
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