例え話のようなのですが、KDEL配列にタグをつける場合はざっと見た感じではtag-KDELが多いように感じました。先攻研究でKDEL-tagのタンパク質を作って問題なく機能しているのであれば大丈夫だと思いますが。
100baseで相補鎖が20base程度のプライマーを使って、cDNAからPCRするのは効率や非特異的な増幅の可能性が高くなることから、個人的にはやろうと思いません。
代替として、
1. nested PCRで目的の範囲より大きめの産物を増えやすいプライマーで増やしてから、PCR産物を35baseと100baseのプライマーで再度増幅する。
2. target (w/o stop)-RE site Aのプライマーで増幅したものをプラスミドに組み込み、RE site A-3xMyc-Hisx6(-必要であればKDEL)-RE site Bの相補的なオリゴをアニーリングしたものをライゲーションで導入する。
2の方法だと制限酵素Aを使えば他のタンパク質も導入できるベクターを作れます。
もちろん、先にオリゴをベクターに入れてもよいです。 |
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