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chemical protease inhibitors and beta-Me/DTT トピック削除
No.3403-TOPIC - 2014/09/26 (金) 04:06:25 - おお
chemical protease inhibitors にはケトンやアルデヒド基を認識アミノ酸配列などにつけたりするものがまあまああります。

一方DTTやbeta-MEは酸化などによるランダムなSH基などの反応を防ぐのによく使われます。

したがってchemical protease inhibitorsやDTT/beta-MEを細胞のlysis bufferにいれることはごく一般的とおもわれます。

ただし、ケトンやアルデヒド基は酸化剤でありおそらくprotease inhibitorとしての効果もそれに依存していると思いますが、それにDTT/beta-MEがはいっていると、量にもよりますが、DTT/beta-MEやprotease inhibitorが相殺されるように思います。

みなさんはこれらを共存させてつかったことがありますか?
MG132なんかはアルデヒド基がツイてたと思います。caspase inhibitorsなんかもそう言うのがあると思いますし。

ttp://en.wikipedia.org/wiki/2-Mercaptoethanol#Reactions
 
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(無題) 削除/引用
No.3403-5 - 2014/09/28 (日) 01:59:40 - おお
ありがとうございました。何を見たらいいのかわかってきたような気がします。その分野はうといので、チョットずつやっていきたいと思いました。

(無題) 削除/引用
No.3403-4 - 2014/09/27 (土) 23:31:31 - cDNA
この手の反応は平衡反応なので、反応が起きるか起きないかで言えば反応は起きます。でもケトンやアルデヒドが大幅に減るには平衡を偏らせる必要があるので触媒が必要です。

反応を完了させる条件を調べるには有機化学の教科書、実験書になってしまいます。アセタール、チオアセタール、モノチオアセタールといったものを作る反応を調べるといいです。

実際には保護基として使うので、保護基の実験書がお勧めですが、近くに有機合成化学者が居ないと出会いにくいと思います。

(無題) 削除/引用
No.3403-3 - 2014/09/26 (金) 13:04:05 - おお
ありがとうございました。そんなに反応性は強くないということですね。反応についてもう少し突っ込んで調べてみたくなりました。なにかよい資料がないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.3403-2 - 2014/09/26 (金) 09:11:34 - cDNA
ケトンやアルデヒドとメルカプトエタノールの反応は触媒が無いとそんなには進行しないと思います。

Protease inhibitorにケトンがあるのはproteaseで切断されないアミドアナログとしてのケトンなんじゃないでしょうか。アルデヒドの場合は反応して触媒部位が修飾されて、それ以上反応しないようにするタイプだと思います。

もちろん、PMSFのような反応性の高い試薬はチオールとは使いたくありませんが、阻害効果が弱まる程度で使えない程ではないようです。

chemical protease inhibitors and beta-Me/DTT 削除/引用
No.3403-1 - 2014/09/26 (金) 04:06:25 - おお
chemical protease inhibitors にはケトンやアルデヒド基を認識アミノ酸配列などにつけたりするものがまあまああります。

一方DTTやbeta-MEは酸化などによるランダムなSH基などの反応を防ぐのによく使われます。

したがってchemical protease inhibitorsやDTT/beta-MEを細胞のlysis bufferにいれることはごく一般的とおもわれます。

ただし、ケトンやアルデヒド基は酸化剤でありおそらくprotease inhibitorとしての効果もそれに依存していると思いますが、それにDTT/beta-MEがはいっていると、量にもよりますが、DTT/beta-MEやprotease inhibitorが相殺されるように思います。

みなさんはこれらを共存させてつかったことがありますか?
MG132なんかはアルデヒド基がツイてたと思います。caspase inhibitorsなんかもそう言うのがあると思いますし。

ttp://en.wikipedia.org/wiki/2-Mercaptoethanol#Reactions

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