抗体、抗原の性質によるので、どっちがいいかは一概に言えないけど、経験では室温1時間でも普通に検出できるものが多い(もちろんそういう抗体は4C、O/Nでも同じように出るわけだが)気がする。質の良い抗体ならばたいていどっちでも大差ないのかなあと思ってる、てかそういう抗体は、かなりいいかげんなことやってもシグナルちゃんと出る。
非特異的な反応(high BG)は室温1時間の方がむしろ4C、O/Nよりも目立つこともあったので、かならずしも時間が長いほど非特異的シグナルが目立つということではないかもしれない。(IPではたしかに反応時間が長いほど非特異的吸着は目立つけど。)室温で振るので抗体によっては一部変性するのかもしれない。免疫学で出てくる、病気かなんかのときの冷式抗体とかみたく、反応が温度に依存する抗体もあるとかいうのもあるので、そういう特殊な性質の抗体も中にはあるかもしれない。 |
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