>[Re:8] 周さんは書きました :
> >[Re:7] おおさんは書きました :
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> > 癌細胞で見られるようなp53のmutationはその機能のを喪失するようなもので、安定に発現していても、活性が見られなかったりします。またdominant negativeになる場合もあり、もう一つのアレルが正常であってもその機能をブロックすることもあります。
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> ありがとうございます。
> それでは、p53は蛋白の発現のみでなく、ChIPやレポーターアッセイなどを検討する必要があるということでしょうか。
> 逆にいうと、p53やリン酸化p53の蛋白発現を検討するだけでは説得力のないものになってしまうのでしょうか。
mutationがあればリン酸かなどみてもあまり説得力がないのでその細胞でmutationが起こっているか配列をしらべてみて(あるいは配列を調べたものがpublishされているかしらべてみて)、起こってないようだったら、リン酸かなどの変化は反映されているだろうというということです。
ただpublishされた事があなたの実験でも起こっているかという保証はないわけで、なにか簡単な確認方法があった方がよりよいです。でpublishされているようなことが起こらないならこれは何か未知のメカニズムがある可能性があるわけで、この時実はmutationがありましたってなるとなんか何見てたのかっていう感覚になりますよね。
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> それから、細胞株でがん細胞の細胞株と、その細胞のある遺伝子をノックアウトした細胞のp53を比較する場合、ノックダウンの細胞のみp53のmutationが起きている可能性はありますか?
> もし可能性があるのならば、その遺伝子の機能を検討するとき、p53の影響もあってうまく検討できないような気がするのですが・・・。
KOなら方法論にもよるでしょうけど、、、頻度としてはたいていの場合はかなり少ないでしょうけど、万が一というのはあるかとおもいますが。そう言うのをふせぐなら2 clones以上準備するとかある程度工夫することではできると思いますけど。
KDなら、、、siRNAのtransfectionならmutationがおこってそれがdominantになるということはまずないでしょうけど、レトロやレンチとかならゲノムにinsertionがはいるので、クローンかや長期維持しているともしかするとという気はしますけど、、、 |
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