ENUは強力な変異原、発癌物質ですから。
微妙に間違えているというか、いろいろと勝手に意訳してニュアンスが違ってしまっているっぽい。
>商品ページではこの試薬(1g)を100mLの水に溶かすと
1%の濃度の薬品が得られると書いてあったのですが
正確にはそうは書いていませんね。
「本製品を100 mLの溶媒に溶かすことで1%の溶液が得られます。」
本製品、つまり実際に粉が何g入っているかは関係なく、ビンの中身全部を100 mLの溶媒に溶かすと1%のENU溶液になるということです。もちろん中身は結晶水の含有率等を考慮して、1 g ENU + α(結晶水などの質量)になっています。
「1 vial contains 1 g of material calculated on anhydrous basis. 」
というのはそういうこと。
間違えても、開栓して天秤で質量を量って調製しようなんてしないように。
飛散したりして危険なので、わざわざ
「Packaged in a 100 mL serum bottle with butyl rubber stopper and aluminum tear seal.」
というふうになっているのです。
わかりますか?
こういうのは、飛散やコンタミを防ぐため、注射器をつかって注射針をゴム栓に突き刺して溶媒を加えたり、溶液を取り出したりするのです。
溶媒が本当に水でいいのかどうかも、確認して下さい(私の記憶ではたしか高濃度のEtOHだったような) |
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