おおさん
改めましてコメントいただきありがとうございます。
PCRのアニール温度を高めにするような条件検討をただ今行っています。ありがとうございます。
> スメアになるというのはなんかおかしいと思いませんか?高分子側ではそうかもしれませんが低分子側では400, 800, 1200とラダーにならないといけないですよね。確認ですが、インサートを制限酵素できってからのligationですよね。ligationなしとの比較はしましたか?
はい。制限酵素で切ってからのligationです。ligase無しのサンプルを泳動してもvectorのbandは検出限界以下で、インサートの400bpのbandがシングルで期待通り見えます。insertだけでのligationはスメア状というよりは2400, 3000と高分子量領域にバンドが強めにでるのと、その周囲がスメアになっていました。800, 1200のバンドは見えませんでした。オーバーナイト, 16℃でのライゲーションだからでしょうか。。ですがおっしゃるように変ですね。。
> PCRプロダクトをシーケンスすればプライまーの配列が間違えていたりというのはわかるかもしれませんが、、、
なるほど、TAに入れなくてもシークエンス読めるんですね。
一度sequenceしてみます。
> そちらの方が一般的ですが、電子レンジでつくっても、抗生物質をあとからぬってもworkするはずです。
そうなのですね。。となるとやはり自分の手技、PCR、形質転換が悪そうですね。。
すみません。コンピテンシーをやや多めに書いてしまいましたが、pcDNA3.1 100 pgで400コロニーほどでしたので、0.3-0.4 x 10E7 cfu/ug (pcDNA3.1)くらいです。ラボにこれまで常備されていた自作の物とは随分コンピテンシーが低いです。(OD600 = 0.567でした。やや高めですよね。。?)
> 高い分子に出てくるのはnickがはいった環状のプラスミドの可能性が高いと思います。あるいはなにか大腸菌のエピソーマルなDNA(たぶんちがうとおもうけど)。
> ちゃんと取れていたらスーパーコイルのバンドがほとんどをしめてて、そのバンドが1本にみえることはよくあります。
不思議なことに、酵素処理(EcoRVのみ、またはEcoRVとBglIIでのdigestion)でもそのバンドの高さが変わらないというのが気持ち悪いですね。。EcoRVとBglIIで切り出されるのは数塩基なので分子量的には変わらないのですが、リニアになるので随分とバンドの位置が変わるのが一般的だと思っていました。
TAクローニングでさえ上手く行かないのをなんとかしたいです。
やはりコマーシャルなコンピテントセルで行うのが一番でしょうか。
ちなみにligationでものがとれなかったという判断はコロニーPCRです。この過去トピックを読むとコロニーPCRは信用出来ないと書かれてありましたので、大腸菌を増やしてその後miniprep/酵素処理をしましたが、切り出されてくるものはありませんでした。(27コロニーのうち、6コロニーをピックアップして確認しました) |
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